努力は結果を出して証明する

午後13時、僕は親父とともに地元の役所にいた。

引越しの事務手続きやお金の貸付相談するために今日はここに来ている。

親父も僕も頭の中で相手に伝わるように考えて役所の人と何度も話していった。

貸付の相談で家庭の経済的状況を事細かく知って、生活するのにこんなにお金がかかっているのかという世の中の家族の生活する大変さを知った。

たまに同世代でお金でなんの苦労もしてないくせに、お金が無くてもなんとかなるよという人がいるが綺麗事言うなと思う。

お金を稼がないと、ご飯も食べれないし、子供がいたら養う事も出来ない。精神的にも死にそうになる。

まぁ、そんな話はどうでもいい。

相談に乗ってくれた役所の人は65歳で定年を過ぎているが、今もずっと生活困窮者のサポートを中心に仕事をしているそうだ。

ものすごく分かりやすく親身に丁寧に話してくれて良い人だなと思った。

その人は仕事のアドバイスもしてくれた。

「これから仕事していけば良い人ばかりじゃなくて世の中クソみたいな人もおるし、性格合わない人もいっぱいいる。

それでも、我慢していけばこの歳になれば人として成長を実感出来るよ。

途中で我慢出来なくなって上司にキレて辞めたり、仕事を何回も転職した人は短期的に結果出せる人はいるけどこの歳で苦労してる人が多いよ。」

と言っていた。

仕事はこの気持ちを忘れずに感謝の気持ちを持ち、頑張っていきたいと思った。