苦労は買ってでもしないといけない

「苦労は買ってでもしないといけない」

かつてパナソニックの創業者で経営の神様といわれた松下幸之助はこう言っていた。

彼は９歳のときに奉公に出されつらい経験をするが、そのなかで商売のイロハから人としてのあり方まで多くのことを学んだ。この厳しい経験がのちの成功につながっている。

彼はこう言っている。

「苦労を厭うというような惰弱なことではいけない。苦労はすすんでしなければならない。苦労は買ってでもしなければならない。そうしてこそ真人間になるのだ。ほんとうの筋金入りの人間になるのだ。単なる知識、学問ではいけないのだ。それを超えた強いものを心の根底に培って初めて諸君が習った知識なり学問が生きてくるのだ。その根底なくしては学問、知識はむしろじゃまになるのだ、諸君の出世のじゃまになるのだ――こういうような教えを、私は聞いたことがあります。 　そのときは、非常にひどいことをいうな、という感じもしたのですが、長い人生を経て、今かえりみますと、その言葉のいかに尊いものであるかを、しみじみと味わうのです」 　人は困難に出遭ってこそ、つらさや厳しさに立ち向かう強さとそれを乗り越える力を身につけることができます。長い人生からみれば、困難は貴重な機会だと前向きにとらえるべきでしょう。

引用元:https://konosuke-matsushita.com/life/

特に若い時に苦労をした方が人の心の痛みや、悲しみ、優しさ、生きる事の難しさやお金を稼ぐ事の大切さ、親に育ててもらった感謝の気持ち、これら全部踏まえて強くなれるし、誰かを支えていける人間にもなるので、これから生きていく上での土台となるに違いない！

僕も今めちゃくちゃ大変だなと思う事ばかりだけど、「あの時に苦労して良かった、全部意味があった」と将来思えるくらい今の経験を大事にして生きていきたい！