人の夢を笑うな-山口のとある会社員のブログ-

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書を評する、略して書評(採用基準)

今回は僕が最近読んだオススメの本を紹介します!


伊賀泰代さんの「採用基準」です!

この本は外資系企業のマッキンゼーで人事採用を行なっていた伊賀さんの経験から、日本と欧米系企業の働き方に対する意識の違い、特に「リーダーシップ」について書かれていた。

僕が考えた事もない「リーダーシップ」について深く書かれていてとても勉強になったのでいくつか、抽出して紹介したいと思う。

この本で定義されている「リーダーシップ」とは、問題を解決するために言語化された解決策のステップを、ひとつずつ他者も巻き込んでいきながら行動にうつしていく力の事をリーダーシップという。

これだけを聞くと、
「じゃあ問題があったら結局リーダーがリーダーシップを発揮して問題解決すればいんじゃない?」
となるのが、日本人の一般的な考えであると言われていた。
全くその通りである。

一方で欧米では、
「じゃあその問題を解決していくためにどうやって解決していこう」
と皆が主体的になるのが、欧米やアメリカ人の一般的な考えであるとの事だ。
このような考え方の違いがあるのは、就職するまでの教育制度や日本での今までのビジネスにおける、中央集解的な仕組みなどがあるからと書かれてあった。

しかし、これからグローバルに海外でも活躍していくためには、
①リーダーシップ
②地頭のよさ
③英語力
のある人材が求められているとの事だった。(なお、ここらへんの説明は省略するので気になる方は是非本を読んでみてください!)

だが、日本にはこの「リーダーシップ」に対する意識が圧倒的に足りないという事を様々な事例を用いて説明していた。組織で協調性を大事にする日本だからこそ、この課題はあるかもしれない🤔
僕は、これから就活を行なっていくが、会社を選ぶ軸として「実力主義」がある。
それを発揮していくためには、皆があまり意識してないこの「リーダーシップ」が一つのカギかもしれないと思った!!
これに気づけたことは本当にありがたいです!
ここを意識して就活も頑張ります☺️

そもそも僕は「マッキンゼー」という会社自体知らなかった。この本を読んだ事で一つ知らない会社の魅力も知る事が出来て良かった!